Vol.2 チーム選びのポイントは? part.2
第2回目は前回の続きの、チーム選びのポイントは?part.2を書いて行きたいと思います。
4.監督はじめコーチの指導力はあるか、又指導方法・活動内容は
に関しては、学童の保護者はその辺の情報は何も無いのかなと思ってしまいます。もう少し指導者のキャリアを聞いたり調べたりするべきです。
指導者の裁量によって、その後の高校野球で活躍出来るかどうかが決まってしまうと言っても大げさではないからです。
日野B.では、指導は私と東海大菅生出身の三鴨コーチが常に指導し、それ以外にスポットで安島コーチ、帝京高校が甲子園初出場した時の3番バッターでその後東京ガスでも活躍した玉井コーチ、森井コーチの5人体制です。
指導方法は、長く野球を続けてもらいたいという主旨の元、ケガをさせない、野球を嫌いにさせないという事に注意を払って指導しています。
あくまでも甲子園出場するという大きな目標を掲げ、その為には個人個人何が出来るかを考え実践させています。
活動内容は、練習試合をなるべく多く実施し、練習では分からない事を試合を通して覚えてもらう事を中心に活動しています。
毎日練習するチームもありますが、日野B.は土・日・祭日のみの活動ですので、高校野球と違い基本土・日のみです。その短い時間に試合が出来るなら練習でなく、試合を取るという考えからです。
勿論練習をしなくていいと言っているのではなく、月~金に各自練習をしてくるという条件の上に成り立っているのは当然の事です。
保護者によっては土・日の活動のみで上手くなろうと考えている人がいますが、野球はそんなに甘くはありません。
5.OBの進学先は・進学先のコネクションは
に関しては、当然中学硬式野球をやる以上、その先の甲子園常連校や強豪校へ進学したいという希望を持ち、その為にはどのチームを選ぼうかと考えるでしょう。
OBがたくさん強豪校に行っていたり、監督が強豪校とのコネクションを持っているチームを選ぶのは当然の事です。
日野B.ではH.P.を見て頂くと分かりますが、強豪校へも行っていますし、過去に二人が甲子園に出場しています。
進学先のコネクションに関しても、次回のコラムで紹介しますが、私が社会人まで野球を続け、しかも最後は社会人のマネージャーを努めたという事もあり、野球界ではそこそこのコネクションを持っています。
野球界は狭い世界で、直接面識がなかったとしても、先輩や後輩をたどると
必ずたどり着くものです。しかも縦社会ですので、人脈さえあればコネクションはフルに利用出来ます。
6.金銭的な負担は
に関しては、誰でも金銭的な負担は少ない方がいいに越した事はありません。
チームによっては、学習もセットにして月3万円や5万円も取っているチームもある様ですが、一般的には入団金1万円、月会費7千~1万円というのが一般的です。
但し、入団に際してユニフォーム・グランドコート・バッグ・スパイクなど決まった揃いの物を揃えなくてはならず、5万円~7万円かかってしまうチームが殆どの様です。
日野B.では、創部した時からの方針で、なるべく個人の金銭的な負担は少なくしようとの事で、入団した時に揃えてもらう物は、帽子・練習用ユニフォームの上着(公式戦用は貸与)のみで、それ以外は色だけ揃えてもらい安い物を探して買ってもらう様にしています。
それでも過去2回全国大会に出場しましたが、何も恥ずかしい思いもした事はありませんし、支障もありません。
7.保護者はどんな人達
に関しては、これもチームを選ぶ上で保護者にとっては大きなポイントの一つかと思います。
高校へ行くと、上級生の親というだけで、年下にもかかわらず下級生の年上のお母さんを呼び捨てで指示を出す高校もある様です。
中学野球ではそこまではないかと思いますが、社会の風潮からボスママがいてもおかしくない世の中です。
日野B.では、13年目になりますが他のチームと違い、組織らしいものがありません。
他のチームが株式会社だとしたら、日野B.は佐藤商店でチームの運営を全て私が行っています。
私の野球に賛同してくれるスタッフ・保護者が集まって、チームの活動を行っていますので、私の野球に賛同出来なくなったらそれは間違っているとも言いませんし、どうぞ他でやって下さいというスタンスです。
他のチームでは意見が合わず分裂騒ぎなどが多々見られますが、日野B.では13年活動して来ましたが、運営の大変さはありましたが、そういった事で苦労した事は一度もありません。
保護者にとっても、他のチームより過ごし易いチームではないかと思います。
以上の様に、チーム選びのポイントを書いて来ましたが、日野B.は上位にランクされてもいいんじゃないかなと、自チームの事ではありますが思っています。
特に日野の学童の保護者には、もっと日野B.を知ってもらい、良さを理解してもらいたいと思います。
今後は、各チームの監督に挨拶に行くだけではなく、監督選手含めて、学童の選手・保護者とのコミュニケーションを深めるイベント等を実施し、パイプを築く努力をして行きたいと思います。
次回は私のプロフィールと、チーム運営にかける気持ちを語りたいと思いますので、お楽しみに!
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