室内練習・ミーティング
2月27日(土) 於:室内及びVTR鑑賞
いつも通りにティーバッティングを打って、その後に今日は投球練習
を行いました。
小林は野球経験がないとはいえ、バッティングは正しい事を教えて行
けばそこそこは打てるとは思っていましたが、予想以上に急成長して
います。運動神経の良さと、上手くなろうとする努力の賜物とは思い
ますが、何より野球が楽しいと思ってくれているからだと思います。
そして投球に関しては、普通のレベルまで行くのは正直難しいと思っ
ていました。それは、投げるという動作は複雑な力の入れ方をするの
で、ゴールデンエイジと呼ばれる10歳くらいまでにしっかり投げて
おかないと、普通の投げ方が出来ないのが一般的だからです。
中学生になってから、右投げの子に左投げをさせても、野球をした事
の無い女の子の様な投げ方になってしまうものです。
実際日野ボーイズを始めて19年になりますが、学童から来てヒジの
使い方が悪い子が、中学できれいなヒジの使い方に変わった子はいま
せん。
しかし小林は、投げ方も非常に良くなっています。増島コーチに指導
を任せていますが、彼も初めはキャッチャーでしたが、ヒジの使い方
が非常に良いので、ピッチャーをさせ成功した一人です。中学を出る
時には東海大菅生の若林監督からスカウトされた程の逸材です。
その彼の経験と知識が、小林を変えたのかも知れませんが、野球をし
ていなかっただけに、間違った投げ方を脳が記憶していなかったのが
大きな要因かも知れません。
どちらにしろ、順調に成長しているので、私の目に間違いはなかった
と感じています。
バッティング練習の後、今日は一昨年巨人を退団した足のスペシャリ
スト鈴木尚広を特集した番組のVTRを見ました。
午後2時からのデーゲームなのに、あさ7時からグランド入りして入
念なアップから、数々のルーティーンをこなしていく姿をとらえてい
ます。その試合に出るかどうか分からないし、出ても盗塁をするたっ
た一球のスタートの為に7時間をかけて準備する姿は、真のプロフェ
ッショナルを感じるものがあります。
野球は準備で全てが決まります。中学生でも、次の日の天気を把握し、
どんな服装でいったらいいか、雨が降ったらどんな試合になるか、相
手チームはどんなチームかなど、情報を調べそれに対応していく事は
大切です。それを続けて行った先にあるプロフェッショナルプレイヤ
ーは、一球の為にも7時間をかけて準備するという事を理解してもら
えればいいかと思っています。
巨人軍菅野投手の、完璧な投球ホームを捉えた写真が新聞に載ってい
たので添付します。
投球で一番大切な事は、ステップした左ヒザが開かないという事かと
思います。その為にはつま先は少し閉じるべきで、その微妙なバラン
スを完璧にこなしている投球フォームかと思います。
どうしてもインステップしてしまう子が多いかと思いますが、インス
テップは頭ごなしに悪いと言っている訳ではなく、ピッチャーにイン
ステップして早い球を投げられたらこれ程いやな投手はいません。
Denaの山崎投手などはその最たる投手です。山崎投手にしたらそ
の投げ方が一番力が入り、コントロールもつくのでしょう。しかし体
への負担はかかってしまうはずで、下半身の衰えがステップしたヒザ
の緩みを生み、バランスを崩しているのかも知れません。
それに比べ阪神の西投手などは、オープンステップでコントロールを
重視し、但しステップした左足つま先は内側を向け、力のロスを防い
でいます。開きが早い様なフォームですが、球の回転数を上げ、球の
キレを増し、一見軽く投げている様なファオームから勢いのある投球
と抜群のコントロールで、打者を翻弄している投手です。
どのフォームがいい悪いとはいえず、結果を出せばそのフォームがい
いと言えるのかも知れませんが、基本と言えるオーソドックスな完璧
なフォームは菅野投手と言えると思います。
210228 巨人菅野
監督 佐藤
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2月23日(火) 於:室内及びVTR鑑賞
今日もティーバッティングをして、VTRを見て野球の勉強をしま
した。
4ヶ月前までは本格的に野球をした事もなかった選手が、かなりの
成長を遂げています。ヘッドスピードもゆうに100kmを越える
ようになりましたし、足が速いだけに体幹が強く、力強いスイング
が出来る様になりました。
なにより嬉しいのは、野球が好きで仕方がないようです。指導した
事を野球ノートに書き留める様言っていますが、家でもしっかりや
ってくれているようです。
選手が集まらずまだチーム活動が出来ていませんが、親子共々目先
の事ではなく、高校野球の先のステージを目標に置き、私を信じて
ついて来てくれています。
私自身も今やっている事を世の中が理解してもらえませんが、必ず
や理解してくれる日が来るはずですので、気持ちがブレる事もなく
続けて行こうと思います。
今日のVTRは、東大野球部元監督の浜田一志氏を取り上げた番組
のVTRを見ました。
全国各地にスカウトに行き、高校野球夏の予選が終わった時期に、
東大グランドに選手を集め体験会を開き、半年で東大に受かるノウ
ハウを伝授すべく勉強会を開いて、東大優勝の為努力している姿を
紹介されました。
教え子にも一人勉強の出来る子がいて、立川高校から東大野球部を
目指した子がいましたが、一浪しても夢かなわず北海道大学の野球
部で頑張りました。
他の大学なら、セレクションをして上手い選手だけを取れるのに、
東大が我々と同じ様に、選手勧誘の為努力している姿に感動しまし
た。私もノンプロ時代東大を出て熊谷組でプレーする選手の友人が
いましたが、入学するのは大変ですが、入学すると勉強は二の次で
野球の練習ばかりをしていたと聞きました。
日本の大学制度は、入学は大変ですが、卒業は比較的楽です。
アメリカでは、入学は出来ても卒業するのは至難の業の様です、で
すからスポーツ選手も一生懸命勉強しないと卒業出来ないので、文
武両立をしているようです。
野球選手も、野球だけに偏らずに、勉強も出来る人間になってもら
いたいものです。
去年ソフトバンク周東がブレイクした影響か、秋のドラフト会議で
は足のスペシャリスト二人がドラフトにかかりました。
その一人ヤクルト並木の新聞記事を添付します。並木も日本ハムに
入った五十幡も身長は170㎝程と小柄で、ピッチ走法ですが、
周東は180㎝ありストライド走法なので、走り方がカッコいいで
す。プロんなのだからカッコ良さは絶対必要です。
日野に入ってくれた小林は、6年生ですでに160㎝あり、将来必
ず180㎝以上になると思います。
何より走り方がカッコよく、一目で将来のブレイクを感じた逸材です。
210218 ヤクルト並木
監督 佐藤
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2月21日(日) 於:室内練習
今日も室内でティーバッティングを行いました。
オーソドックスなティーバッティングに、今日はバスターのティー
バッティングを行いました。
トップからインパクト迄の軌道をそのまま戻して、
・大振りにならない事を注意
・必ずゴロを打つ事を心がける
・降るのではなく叩くイメージ
・インパクト前はバットを平行に押し出すイメージ
・力を入れるのはインパクト迄でその先は勢いでのフォロースルー
それらを注意しながら打たせました。
その後は逆打ち、右打ちと150球程打って終わりました。
バッティングは目で見て、頭で判断して、筋肉に命令して打つでは
遅れてしまい、振った時にはキャッチャーミットにボールはすでに
入ってしまっています。
ならどうするか?、なんとなく打つしかありません、フィーリング
です。それと読みです。どこにどんな球が来るかを予測して、そこ
にバットを出す事です。
バッティングは、いいタイミングで、いいバットの角度で、バット
の芯に当てればヒットになる確率は高くなります。どんな打ち方を
しようが関係ありません。打ち方のフォームから入って行ってもい
い事はありません。タイミング・角度・芯を心がけて打って行けば、
その選手に合ったフォームになって行くはずです。
インパクトの時の力も関係ありません。900gのバットがいかに
早いヘッドスピードで球と衝突するかで飛距離は出ます。
アルミバットなら、インパクトで芯からズレた時に力で飛ばすとい
う事も出来ますが、それは高校野球までの話です。
それならどんな練習をするべきかと言えば、打った時に芯から何ミ
リどちらの方向にずれたか、ヘッドが何センチ遅れたか早かったか
を、一球ごとに感じてそれを記憶する事です。
数をこなす事も大事です、しかし全集中をした一球を繰り返さなけ
れば意味がありません。
ただ数だけをこなす1000球打つより、全集中した150球の方
が成果は絶対にあるはずです。
今日は、巨人軍の短時間練習の事が書かれた新聞記事があったので
添付します。高校野球では智弁和歌山が学年10名制を敷いていま
すが、高校野球ではたしてそれがいい事なのか疑問は感じます。
プロ野球傘下で、サッカーの様なサテライト的なものならいいかと
思いますが、甲子園に出る為だけにやっていて、それはもはやクラ
ブ活動とは言えない気がします。
強豪チームも一般の生徒は受け入れていますが、本音と建て前の違
いの様なもので、甲子園に出たいという選手や学校関係者の気持ち
が、高校野球をおかしなものにしてしまっている気がします。
210216 巨人短時間練習
監督 佐藤
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2月20日(土) 於:室内練習及びVTR鑑賞
硬式野球体験会に参加する選手がいなかったので、室内でのティー
バッティングとVTRを見て野球の勉強をしました。
今月は日野リトルが、市とのグランド調整でトラブルがあり、練習
場所がないので、体験会が無い時にはリトルにグランドを朝から譲
っています。来月からは一人だけの練習でも、グランドで思いっき
り打たせてやりたいと思います。
今日も練習は、打ちやすい所に投げてやり、それを打ち返す事だけ
ですが、私自身が右肩の鍵盤断裂をしてしまい、昨日手術をしたの
で右手が装具で固定されているので、何種類かあるティーバッティ
ングはせず、オーソドックスなティーバッティングのみで終わりま
した。
その後は、VTRを見て頭の練習です。今日は今年春の甲子園に初
出場する、長崎県代表大崎高校を取り上げた番組のVTRを見ました。
大崎高校は、島民3000人の小さな島の県立高校で、部員が全員
長崎県民という所が、野球学校じゃないという印象があります。
但し、監督の清水央彦氏は、清峰高校、佐世保実業でコーチ・監督
として5度の甲子園出場を果たし、全国優勝・準優勝も果たしてい
る名将です。西海市の協力で、専用球場、元市営住宅を改装した合
宿所を備え、監督も寮監として一緒に生活しているようです。
清水氏のスカウティングと、監督を慕う長崎県民で優秀な中学生が
集まり、名将の指導を受け、3年余りで甲子園出場を果たしました。
勝つ事を知り尽くした監督だからこそ出来た偉業だと思いますが、
そう簡単に出来る事ではありません。
勝因の一番に上げられる事は、勿論エリートが集まっているのは当
然として、ピッチャーにカットボールを習得させ、それを武器に対
戦相手の協力打者を抑え込んだようです。参考にして行きたいもの
です。
とはいえ、清水監督は暴力事件で2度更迭され、追放寸前まで行っ
た経緯があります。
野球界は今でも暴力事件が後を絶たず、時代にどんどん取り残され
てしまいます。過去にどんな実績があるにせよ、いや実績があるか
らこそそのやり方で勝とうとしてしまうのかも知れませんが、しっ
かりとした指導者制度を作り、時代に合った指導をして行くべきか
と思います。
私の出身校の東海大相模では、50年前に原貢監督(原辰徳の父)
は、部内の説教は一切禁止し、水は飲まなくてはダメだと指導し、
塩まで用意していました。練習も短時間で効率よく行い、練習は楽
だった思い出があります。だからこそ私が1年時は全国優勝を果た
しましたが、短期間で結果を出せたのかも知れません。
今では同じ様にやっていたら勝てる訳ありませんが、だからこそ門
間監督の苦しい立場も理解できます。
将来の大きな目標があるなら、指導者選びは目先の事ではなく、先
を見据えてしっかり選ぶべきです。
監督 佐藤
▲このページの先頭へ戻る室内・高速下公園での練習
2月11日(木) 於:室内・高速下公園
硬式野球体験会がキャンセルになったので、小林とマンツーマンで
練習を行いました。
ガレージ内でティーバッティングを行いましたが、日に日に上達し
て行くのが手に取って分かります。
足を生かす為に左打をメインに行っていますが、体の切れを増す為
に右打ちも行います。
バッティングは、ピッチャー返しが基本ですが、ティーバッティン
グでは正面から投球出来ず、正面に打ち返す事が出来ません。
ですから一般的には横から投げた球を引っ張るだけのバッティング
しか出来ません。バッティングに置き換えてみると、オープンスタ
ンスで構えて、インコースを引っ張るだけのバッティングをしてい
る事になります。
これではバッティングが上達するはずがありません。
3冠王を3度取った落合博満は、ティーバッティングは ”百害あっ
て一利なし” と言っていますが、その事を指しているのだと思いま
す。やればやるだけ下手になるのがこのやり方でしょう。
正しく行う為には、ネットにクローズで斜めに向かい、正面から投
げたトスを引っ張る、それとネットにオープンに斜めに向かい、正
面から投げたトスをポイントを送らせて流して打つ。これをやらな
ければ正しいバッティングとは言えません。
言葉では分かりづらいので、先に行って動画で説明したいと思いま
す。
どちらにしろ、練習はたくさんやれば上手くなるという考え方を捨
て、間違ったことをやればやる程下手になるという考えを持つべき
です。何もしなければ0ですが、間違ったことをすればマイナスに
なります。将来マイナスになった技術をプラスに持って行く為には
時間がかかりますし、下手をすると修正出来ないかも知れません。
その為にも将来を考えるなら、正しい練習法を教えてもらえる指導
者につくべきです。
今日は二人のコーチが参加してくれ、バッティングのアドバイスは
勿論ですが、その後公園での練習で、キャッチボール・ゴロの捕球・
トスバッティングと指導しました。
巨人軍の、今年の春季キャンプの効率化を取り上げた新聞記事があ
りましたので添付致します。
日野ボーイズは、チームが出来た19年前から少人数制、集中力の
持てる短時間練習を心がけて来ましたが、野球界もそろそろ変わっ
てもいいのではないかと思います。
小人数制では、確かに試合で結果を出すのは難しくなりますが、そ
れでも日野ボーイズは過去に全国大会に2度、東日本大会に1度出
場しています。
210213 巨人練習効率キャンプ
監督 佐藤
▲このページの先頭へ戻る硬式野球体験会part.7
2月6日(土) 於:東光寺グランド
7回目の硬式野球体験会を行いました。
すでに入団が決まっている選手と、2回目参加の選手4名の計5名
で行いました。
今日も天気が良く暖かく最高の練習日和で、気持ち良くフリーバッ
ティングで硬式ボールをたくさん打ってもらいました。
前回来た時に、気持ち良くたくさんフリーバッティングで硬式ボー
ルを打った事で、硬式野球はやらないと思っていた子が、硬式野球
に興味を持ち、他のチームの体験にも行っているようです。
勿論日野ボーイズに入ってもらいたいのですが、硬式野球を志そう
と思ってくれた事が、この硬式野球体験会を行っている意味があり
嬉しく思います。
ホーム画面にも書いてある通り、少人数で活動する以上、力のある
選手ばかりが集まる確率は少なくなります。だから体験会に来ても
らった時には、強豪校に行ってベンチ入りする事を目指そうと言っ
て来ましたが、負けても構わないと思われていた様で、まだチーム
が出来ていないという事と併せて、日野ボーイズが敬遠されている
様な節を感じました。
私自身中学時代は普通の選手でしたが、回りの協力もあり、高校・
大学・社会人と野球を続け、活躍する事が出来ました。そしてたく
さんの友人と、たくさんの楽しい経験をする事が出来ました。
だからこそ、そんな思いを普通の野球少年にも味わってもらいたく、
この日野ボーイズを作り、19年間続けて来れました。
普通の選手を高校野球では終わらず、その上のステージでも通用す
る選手に育てる術は、他のどのチームの指導者よりも長けている自
負があります。
一緒に少人数の普通の選手の集まりのチームで、大人数の優秀な選
手の集まりのチームの足元をすくいましょう。
3年で全国大会出場を目指します。私の野球に賛同出来る父子鷹の
みなさん硬式野球体験会の参加をお待ちしています。
監督 佐藤
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硬式野球体験会PART.6
1月16日(土) 於:東光寺グランド
6回目の硬式野球体験会を実施しました。
今回は、参加3回目のサッカー少年の快足君と、多摩の方から
H.P.を見て、私の野球観に賛同してくれた親子が参加してくれ
ました。
そしてついに快足君が、最初の入団生として入団を決めてくれ
ました。体験練習に参加してくれた選手の中で一番入団して欲
しかった選手なので、コロナ禍でなかったら祝杯を上げたい心
境です。
野球経験はありませんが、第二の周東になれる素材がある事を
確信しています。これで一番バッターは決まりました。
学年10名と決めていますが、上級生がいないので今年の新入
団選手は12~3名を予定しています。
昨年体験会に参加した選手の中にも、入団をほのめかしてくれ
ている選手も何人かいるので、一人決まった事によりどんどん
決まって行く事を期待しています。
練習は、気温も上がり春の様な暖かさになったのと、参加が二
人だけだったので、一人100本は打てたと思いますが、硬式
球をたくさん打ってもらい、硬式野球の楽しさを満喫してもら
いました。
日野ボーイズの硬式野球体験会は、名称にもうたっている様に、
硬式野球の素晴らしさを味わってもらう事をメインに実施して
います。又、新たに作り直すチームなので上級生がいない事も
あり、学童のチーム単位で参加してもらい、どんな指導をして
くれるのか、その結果進学に関してもどうなるのかなど、将来
のビジョンを感じてもらう体験会でもあります。
もう一人の参加選手は、右投左打の内野手ですが、ゴロを捕り
に行くアプローチの仕方や、柔らかいバットコントロールなど、
非凡な素質を感じました。
フリーバッティングの後、バントの仕方、フィールディングの
基本を教えましたが、すぐに理解する吸収力の高さも感じまし
た。今回も練習開始前に20分程チームの説明会をしましたが、
その時から私の目を見てしっかり話しを聞く事が出来ていたの
で、そういう所が野球の成長に関係して来たものと思いました。
野球の技術は勿論素晴らしかったですが、人間性の高さも感じ、
ぜひとも入団して欲しい選手でした。
次回の体験会は1月23日(土)です。すでに2チーム参加の
連絡が来ていますが、リピーターも含めたくさんの参加をお待
ちしております。
監督 佐藤
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硬式野球体験会PART.5
12月26日(土) 於:東光寺グランド
5回目の硬式野球体験会を行いました。
午前中は旭ヶ丘エンジェルスの8名、午後は高幡イーグルスの4名
が参加してくれました。
今回も練習前に、テキストを基にチームの練習ポリシーなどの紹介
をしましたが、エンジェルスは9名もの保護者が参加してくれて、
本気モードで参加してくれたので、より熱を込めて説明会を行いま
した。
旭ヶ丘エンジェルスは、今年の日野のトップチームだけあって、バ
ッティングにしろ、フィールディングにしろ、他のチームより一歩
前を行っているチームでした。
体が小さい子でも、ヘッドスピードが90㎞前後あるので、打球を
遠くに飛ばせるだけの理由があるのでしょう。
フィールディングも、ゴロを捕りに行くアプローチの間の取り方が
非常に非凡な物を感じました。
セカンドのゲッツーの時のステップや、ランナー2塁でのサードゴ
ロを捕った後のフェイントをかけてのファーストへのスローイング、
ランダウンプレーなどを教えましたが、中学生でも中々理解出来な
い様な事を、みんなすぐに出来る事が出来ました。
これだけセンスのいい子が集まるチームも珍しく思いましたが、指
導者の指導の良さがあっての事だと思います。
イーグルスの選手も、以前練習を見に行った時に感じましたが、み
んなキャッチボールがしっかり出来ているので、この先教えて行け
ばどんどん上手くなるだろうと感じました。
全体的に言える事ですが、どのチームものびのびと大きなバッティ
ングをしているので、思った以上にヘッドスピードが出て、小さな
子でも飛距離の出るバッティングが出来るんだなと感じました。
日野の学童野球のレベルの高さを感じますが、その子達を中学野球
で延ばし、高校へ送り出してやる事が我々の使命なので、改めて責
任の大きさを感じました。
次の体験会は、来年1月16日(土)になります。
まだ参加していないチームの選手、すでに一度参加した選手も、体
験会に参加してたくさん硬式ボールを打って、硬式野球の楽しさを
味わって下さい。参加をお待ちしております。
監督 佐藤
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硬式野球体験会part.4
12月19日(土) 於:東光寺グランド
4回目の硬式野球体験会を実施しました。
今回は、教え子の選手の弟が在籍している川口ジュニアーズの選手
8名が参加してくれました。
練習を始める前に、今回も私の指導方針、技術的な事をまとめたテ
キストを配り、それを基に日野ボーイズの活動目的、入団したら何
がメリットがあるかを、選手だけでなく保護者にもしっかり説明さ
せて頂きました。
選手は早くグランドに出たいという顔をしていましたが、いつかこ
の話が自分達を助ける日が来るので、おそらくほとんど頭には残っ
てないと思うので、資料やテキストにまとめて渡したので、大事に
保管して見直してもらいたいと思います。
内容は、アップから始まりキャッチボール、トスバッティング、
フリーバッティング、シートバッティング、フィールディングを
して終わりました。最後にファーストまでと、ベース一周のタイ
ムと、途中バットスイングのヘッドスピードを計りました。
アップでは、大学でトレーニング関係を専攻している増島コーチ
から、なぜこの動きが必要なのか、どのように動かしたらいいの
かなどを教え、キャッチボール、トスバッティングでも正しい基
本をしっかり教えました。
フリーバッティングでは、さすがに強豪チームだけに、過去3回
の体験会では一人しかネット越えがいませんでしたが、今日は3
人の選手が何本も越して行きました。
ヘッドスピードが、一番の子が109kmあり、100km超え
が3人いて、その3人がネット越えをしました。数値が結果に比
例していますが、指導して行く上でも数値にのっとった指導をす
れば、より理解してくれるものです。
体験会後記として、翌日保護者からメールで多々質問を受けたの
で、しっかりと返答させてもらいました。
息子さんの将来を真剣に考えている親の気持ちを感じましたが、
いいチームを選ぶ事で、息子さんの将来の野球人生を左右しかね
ないので、子供任せでなく保護者も真剣にチーム選びをするべき
かと思います。
次回の体験会は12月26日(土)になりますので、自チームの
活動が終わった選手の参加をお待ちしております。
監督 佐藤
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硬式野球体験会part.3
11月28日(土) 於:東光寺グランド
3回目の硬式野球体験会を行いました。
今日は緑が丘スティラーズの6年生5名が参加してくれました。
いつもの様に私の野球観をまとめたテキストを渡し、日野ボーイ
ズの活動の目的、将来の目標達成の為には何をするべきか、何を
してやれるかなどを、保護者も含めしっかりと説明をしてから体
験会を始めました。
今日も指導には、私の教え子でOBの阿部・増島・五十嵐の3名
のコーチが指導に当たってくれました。
優秀なコーチはたくさんいますが、日野ボーイズでは同じ野球理
論の下、選手が戸惑わない様同じ事を教える様にしています。
船頭は二人いない方がいいという理論からで、私と同じ野球理論
を持つ教え子コーチたちが指導に当たります。
練習の初めに、これは毎回言う事ですが、キャッチボールとトス
バッティングさえ完璧にこなせば、他の練習をしなくても試合で
結果は出せるという私の自論ですが、それくらいキャッチボール
とトスバッティングは大切という事を話しました。
そしてキャッチボールをする時に大切ないくつかの注意点を伝え
てからキャッチボールを始めました。
キャッチボールの時のヒジの使い方の良さと、普通より少し足が
速ければ、中学の3年間でそこそこの選手になれると思います。
スティラーズの選手5名は十分クリアー出来ていると思います。
次にフリーバッティングを行いましたが、5名共バットコント
ロールが良く、ヘッドの使い方も素晴らしいものがありました。
今年は3チーム来てくれていますが、どのチームも素直ないい
バッティングをします。今までだとコンパクトに最短距離で打
てと教わったのか、コンパクトなスイングをする選手が多かっ
たのですが、今年は違います。
コンパクトに打つ事は悪い事ではなく、むしろ最終的なゴール
はそこにあるのかも知れませんが、そこに行くまでにはまずは
強く振る事、遠くへ飛ばす事などを実践させた上で、投球の早
さに追いつかなければ初めてコンパクトに振ってみるという事
をさせた方がいいかと思います。
バッティングは形から入ったら伸びしろはなくなってしまうと
思います。一番大切なのは感覚なので、一人一人の感性を大切
にした指導をしてやった方がいいかと思います。
その意味からして、今年の選手達はいい指導を受けているのか、
余計な指導は受けずのびのび打って来たのか、クセのない柔ら
かなバッティングをします。3年間の伸びしろは非常に大きい
かと思うので、ぜひとも入団して指導をさせてもらいたいと思
います。
体験練習に来てくれた選手には、硬式ボールをプレゼントして
いて、更にネットを越した選手にはもう1個プレゼントします
が、今日は向かい風が強く飛距離が出なかったのと、全員いい
バッティングをしたのでもう1個づつプレゼントしました。
次回の体験会は12月19日(土)になりますが、午前中のみ、
午後のみで構いませんので、ぜひとも体験会に参加して硬式
ボールをゲットして下さい。
監督 佐藤
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