高速下公園での練習
7月31日(日) 於:高速下公園他
高速下公園で練習を行いました。
いつも通り、穴あきボールをうんと引き付けてのバッティングと、
バント練習、正面に入って手の平で止めるを心がけた守備練習を
繰り返し行いました。
こんな練習を繰り返してもという人もいるかと思いますが、普通
のフリーバッティング、普通の守備練習を長い時間繰り返した所
で、根本的な基本が間違っていたら、上手くなったつもりでも東
京都ベスト8までの野球でしかありません。それどころかスター
トを大事にしないノックを受ければ受ける程、そのいい加減なス
タートが身に付き、打球に対してのスタートが遅れた守備になっ
てしまいます。広島の菊池でさえ一歩目のスタートは浮いてスタ
ートするので、西武の源田に劣っています。それでも抜群のダッ
シュ力があるのであれだけの華麗な守備をしてみせます。
何年かするとスタッドキャストなどを利用し、打球がバットから
離れた瞬間から、スタートするまでの反応時間の速さを計測し、
守備が上手いか下手かを判断する様になると思います。
打球を追う軌道が最短距離かどうかなども簡単に測れますし、機
械のハード部分は完璧に揃っています。但しその為のソフト部分
が、いつまで経っても昭和のままです。
野球は確率のスポーツで、どちらをしたら上手くなるかを考え、
上手くなる確率が高い方を選んで練習して行けばいいだけです。
戦法も一緒で、プロ野球ならノーアウト1塁で簡単に送りバント
などしたら入場券を返せと言いたくなりますが、アマチュアのト
ーナメントの試合なら、どんな手を使おうが勝てばいいんです。
もっとバントを使うべきです。なぜなら3割打てて、ホームラン
も打てるバッティングを取得するのと、サード側へのセーフティ
ーバントを完璧に取得するのとは、どちらが確率が高いかを考え
れば分かると思います。
勿論どんな時でも3割打ててホームランも打てる選手が揃ってい
るなら、打て打てで大阪桐蔭の様に勝てると思います。
そう考えるといかにスカウティングが、勝敗を左右するかという
結論になりますが、高校野球の野球留学の事を次回は書きたいと
思います。
監督 佐藤
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