日野ボーイズ 公式サイト ~中学生の硬式野球チーム~

タッチについて

3月13日(日)          於:東光寺グランド

 

今日は、Bグランドはボーイズと決まっていましたが、リトルの間違
いで公式戦を入れてしまっていたので、広場とトリカゴで練習を行い
ました。
いつも通り、アップ、トスバッティングに時間をかけ、ゴロの基本の
捕り方の練習の後、今日はタッチの正しい仕方の練習をして、トリカ
ゴでのバッティングで終わりました。

 

タッチは、ベースとスパイクの間にグラブが入れば、どう見てもアウ
トなのでそれが基本ですが、指のケガが危険なので足にタッチする様
になどと指導すると本末転倒になってしまいます。
ベース上のクロスプレーは非常に危険で、指だけでなく足首や前腕を
スパイクで蹴られ大けがをする恐れもあるので、それなりの覚悟を持
ってプレーする事を指導しないといけないと思います。
以前コリジョンルールなどなかった時代にメジャーでプレーした岩村
と西岡は、二人共Wプレーの際足首を蹴られ骨折してます。
日本ではプロでさえ塁上のプレーは甘く見られていますが、メジャー
ではそこは戦場です。だから野手の方も送球を邪魔しようとしてくる
走者に対しては、当たろうがお構いなしで強い送球をして来ます。
第1回日米大学野球では、早稲田の東門がセカンドにスライディング
する際、遊撃手バニスター(のちにメジャーで活躍)の送球を頭部に
受け亡くなっています。
だからこそ、不慮の事故を防ぐ為にもしっかりとした指導をしておく
べきです。

 

タッチプレーは、まずは送球を受ける際は、手を伸ばして前で捕って
はいけません、捕球した場所とタッチする場所を短くする為です。
なるべく体の近くで捕り、手でタッチに行くのではなく、肩から体全
体でタッチする様にします。
なぜなら、130kmの送球は30cmを約0.01秒で通過するの
で、前で捕ろうが体の近くで捕ろうが変わりありません。
しかし腕を30cm動かすには0.1秒はかかるでしょう、だから体
の近くで捕れば0.1秒でタッチできるのに、腕を伸ばして前で捕り、
タッチする場所まで60cmあると0.2秒かかってしまう計算にな
ります。走者の早さは0.1秒で1m近く進むので、捕球する場所を
少しでもタッチする場所に近づけなければいけないという事が理解で
きるかと思います。
そして立つ位置ですが、ベースをまたいだ所で上から下にグラブをお
ろすだけでタッチ出来る場所に立ちます。
その時注意しなければいけないのは、左足が前に行ってしまう事です。
ランナーに正面を向くくらいの足の位置がいいかと思いますし、その
時左足は浮かせ気味でランナーに払われてもいい様にしておく事でケ
ガを防ぐ事が出来るかと思います。
それ以外に、サードでの盗塁のタッチプレーの仕方、ライトからの送
球に対しての位置取り、レフトからの送球の位置取り、ファーストで
のキャッチャーからの送球に対してのステップワーク、タッチの仕方
などの練習をしました。
タッチ一つでも覚えなければいけない事がたくさんあります。それら
全てを理由付けして納得した形での指導をしていますので、ぜひ一度
練習を見に来て下さい。

 

監督 佐藤

 

 

  • カテゴリ:未分類
  • 更新日:2022年03月14日
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