東光寺グランドでの練習
5月22日(土) 於:東光寺グランド
東光寺グランドでの練習を行いました。
今日は日本学園から農大北海道に進み、ソフトバンク周東の先輩の
竹内コーチが来てくれて指導をしてくれました。
強打の選手だったので、バッティングのアドバイスを色々としても
らいました。
朝は雨が降っていたのでグランド集合時間を遅らせ、短めの練習で
終りました。
今日の練習では、ゴロの捕り方で何を基本にしたらいいかをしっか
りと教え、実践しました。
プロの選手なら、何でもないゴロでも派手な捕り方やアクロバティ
ックな捕り方をして、プロの技を見せてファンを楽しませるのもい
いでしょう。
しかし選手達には、まずはアマチュアで実績を残す為のプレーを教
え込むのが我々の仕事です。
指導者によって様々なゴロの捕り方を教えていて、それを全て否定
する気はありませんが、根幹の基本になるゴロの捕り方のポリシー
は ”正面に入って手の平で止める” が正しいと思います。
正面に入れれば、イレギュラーしたり様々な場面でゴロを捕れる確
率が高まります。その為には一歩目のスタートが全てで、最悪打球
を止める為に手の平で止める事を体に叩き込む必要があります。
どんな場面を想定してゴロを捕るかも大事な要素になるかと思いま
すが、最終回1点リードでツーアウト2・3塁の場面で内野ゴロを
どう捕るかを想定させます。ゴロが上手くバウンドが合えばいいで
すが、もしバウンドが合わずまずいと思った時、トンネルするか打
球をはじけばサヨナラ負けです。しかし体で止めれば同点で1・3
塁、まだ延長に持ち込んで勝つチャンスはあります。
まずはそれを体に叩き込む練習をしています。ステップの仕方や、
グラブの出し方、どちらの足で捕るかなど、覚える事はたくさんあ
りますが、この基本を体に叩き込むべきでしょう。
甲子園常連の強豪校監督は、最後の夏の大会でそんな事が出来る選
手をレギュラーに据えて勝ち上がる事を考えています。
たったワンプレー、されどワンプレーがこんな所の差かと思います。
何年か前に3年連続決勝戦負けした東海大菅生が、大敗ではなくワ
ンプレーの1点差負けが多かったのも事実ですし、今春選抜優勝の
東海大相模も、日ハムで活躍している太田が在籍していた頃に、夏
の神奈川予選で3年連続決勝戦負けをしています。
こんな失敗があったからこそ、ワンプレーの怖さを痛いほど知り、
スキのないチーム作りをするからこそ、若林監督も門間監督も甲子
園常連校が作れるのだと思います。
この時期上手く捕る事ではなく、正面に入って手の平で止める事が
出来る守備練習をさせる事が大切かと思っています。それさえ出来
れば守備は必ず上手くなります。
興味のある選手・保護者の方、一度練習を見に来て下さい。
監督 佐藤
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