東光寺グランドでの練習
5月8日(土) 於:東光寺グランド
東光寺グランドでの練習です。フィールド内は使えないので、外野の
広場とトリカゴを使っての練習です。
アップも徐々にきっちりとしたものに変わりつつあります。ラダーと
コーンを使ってのジグザグダッシュ、ホイッスルとランプを使っての
スタート練習、それらをきっちりこなしてから野球練習で一番大切な
キャッチボール・トスバッティングに、時間をかけ一球一球に目を配
り注意しながら行いました。
野球で一番大切な事は一歩目のスタートです。目で見て、その情報を
脳に伝えて考え、その結果を筋肉に伝えて体を動かす。その為には神
経が関係していて、神経伝達速度を速める事で一歩目のスタートを早
める事が出来、より高いパフォーマンスを発揮する事が出来、結果人
に差をつける事が出来ます。
走り込みや長いダッシュはトレーニングとして大切な事です。但しス
タートダッシュをいい加減にやっては悪い効果が出てしまいます。
いい加減なスタートダッシュをやればやる程、脳がそのスタートダッ
シュを覚えてしまいます。試合でのプレーは無意識のうちに出ますが、
たくさんやった事が出るのでいい加減なスタートのプレーが出てしま
うものです。練習と試合は別物という人がいるかも知れませんが、無
意識に出るプレーは、脳に多く記憶されたプレーが出てしまうという
事は科学的に証明されています。
ですから練習では一球一球試合で発揮したい最高のプレーを数は少な
くても繰り返す事が大切です。
エンジェルスの大谷選手は、一人でダッシュをする時にストップウォ
ッチ持ち、何メートルを何秒で何回走るという事を決め、練習にもし
っかりした目標を持って行っています。
その後は、穴あきボールをノックバットで打つバッティングと、トリ
カゴでのバッティングを二つに分かれて行いました。
今は投球ラインの後ろからバットを入れて大きく振り、強くインパク
トする事を心がけたバッティングをしています。
体の小さい吉川などは、バットを長く持って大きく振っていては試合
になったら打てるわけがありません。しかし大きく振って強くインパ
クトする事を知らなければバッティングの進歩はありません。
まずはバッティングの本質を知り、その次の段階で試合になって結果
を出す為にはどうしたらいいかを考え、そのベストな方法を考えて行
けばいいかと思います。でなければ将来体が大きくなり、ライバル達
と技術で勝負して勝つ為にも、今しっかりとしたバッティング技術を
教え、実戦させていく事が大切と思っています。
監督 佐藤
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