東光寺グランドでの練習
5月1日(土) 於:東光寺グランド
今日は、東光寺グランド内は取れていなかったので、グランドの端と
フィールド外の広場で練習を行いました。
グランド自体が使えなくても、広場さえあればいくらでも練習する事
柄はありますし、むしろグランドを使った大人数での練習ではなかな
か練習出来ない事がたくさんあるものです。
今日は3人での練習でしたが、まずはティーバッティングで打ち込み、
それをアイパッドで撮影し、リアルタイムで見てもらい、どこがいい
か、どこが悪いかをアドバイスし、自分で考え、その考えを実践する
という練習を繰り返しました。
ただアドバイスするだけだと、なかなか納得出来ない所もあるかと思
いますが、こうして映像を見せたり、数字を見せてやると納得し、自
分の意志で上手くなる為に努力していくものです。
次はトスバッティングを時間をかけてやりましたが、上手くなるには
数をこなすしかありません。その証拠に3年生になって卒団する頃に
は誰もがトスバッティングが上手くなっています。それならその数を
3倍やれば1年で上手くなれるという事です。
私は、キャッチボールとトスバッティングだけを集中してしっかりや
れば、試合で結果を残せるという考えです。
それ程キャッチボールとトスバッティングには、野球のスキルアップ
に必要な要素が含まれています。
キャッチボールには、バッティングにも共通する体重移動や、野球の
全てといえるコントロールを付けるという練習が含まれています。
それをただ投げてるだけではいつまで経ってもコントロールは良くな
りません。
自分の思う所に投げられなければ、野球をする資格がない、レギュラ
ーにもなれないという気持ちで行わなければ意味がないでしょう。
又受ける側は、守備の動作と一緒で、相手が投げる瞬間に重心を落と
し、手から離れる前に右なのか左なのか、前なのか後ろなのかを判断
し、素早くスタートを切り、体の正面で捕球する事をするべきで、ま
さしく守備の練習そのものです。守備で打球の正面に入れれば捕れる
確率は数段高まります。いい加減なスタートのノックを沢山受けるよ
り、キャッチボールの一球一球を集中してやる方が守備は必ず上手く
なります。
又トスバッティングは、守る方はコントロール良く打ちやすい球を投
げ、打つ瞬間に重心を落とし、インパクトの瞬間のバットの角度によ
って素早くスタートを切り、正面に入り打球を捕る。まさしく守備練
習そのものです。いい加減なノックを受けるより上手くなる為の要素
がたくさん含まれています。
打つ方は、どんな投球が来ても芯に当て、バットの角度を調整し投げ
手に打ち返す。バッティングはバットをいい角度で芯に当てるという
のが基本で、それにヘッド速度が加われば完璧です。
トスバッティングとバッティングは別物と考えて練習するべきです。
バッティングはトップからここだと判断してインパクトに向けて打ち
に行った時、投球の微妙な変化を感じそれに対応する為には手で微調
整をするはずです。そのハンドリングこそが芯で捉える術で、その練
習をするのがトスバッティングです。
練習は、何の為にやるのか、その効果はどうなのか、などをしっかり
説明して、納得させ、上手くなる為に本人達の意志で実践させて行く
べきです。
監督 佐藤
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