東光寺グランドでの練習
4月24日(土) 於:東光寺グランド
東光寺グランドでの練習を行いました。
今日は4名が全員集まっての練習です、コーチも日野ボーイズOBで、
農大オホーツクではソフトバンク周東と4年1年の先輩として一緒に
プレーをした竹内コーチも来てくれました。
佐藤コーチ指揮の下、キャッチボール・トスバッティングを時間をか
け、なぜこうしなければいけないかなどの細かいアドバイスをしなが
らこなしました。
フリーバッティングは、近くからのゆるいボールをうんと引き付けて
打つ練習をしました。グランドでの練習では少しでも多く打たせてや
りますが、今日も一人30分は打てたかと思います。
その後は内野のフィールディング練習をしましたが、普通のノックで
はなく、ゆるく投げたボールを竹内コーチがバッティングで各ポジシ
ョンに打ち分け、スタートに注意を払ったフィールディング練習をし
ました。
内野守備の一番大切な所はスタートです。ノックをたくさん受ければ
上手くなると考えがちですが、スタートをおろそかにした守備練習な
ら、やればやる程下手になるというのが私の考えです。
その証拠にプロの選手でさえ、投球がバットに当たった瞬間に一瞬体
を浮かせてからスタートしています。広島の菊地でさえ体を浮かせて
からのスタートです。体を沈めてからスタートをすれば1m以上は守
備範囲が広くなるはずです。
現在日本でもトラックマンが、広島球場以外の各球場に設置され、甲
子園などでは打球速度・角度・飛距離などを表示していますが、メジ
ャーでは、それに動画解析を組み合わせたスタッドキャストが設置さ
れ、インパクトから野手が何秒後にスタートを切れているか、その軌
道は最短距離で追っているかまで把握できるので、一番優れた野手は
誰かを数字で判断する事が出来ます。
勿論プロは、捕れる打球にわざとスタートを遅らせてファインプレー
に見せる技はありますが、将来的には年俸の査定にも利用できるかと
思います。
ノックをたくさん受けてゴロを捕る事は大切ですが、スタートをおろ
そかにしてはいけない事を分かってもらえたかと思います。
出来るならフリーバッティングの時に守備に就き、生きた打球のスタ
ートをたくさん切る事が守備の上達のコツです。上手い野手は打つ前
にスタートを切っています、初めはヤマかけでも早いスタートする練
習をこなして行けば、ヤマではなく正しいスタートになって行きます。
日野ボーイズは今ではなく、将来上のステージに行った時にライバル
に差を付けられる指導をしています。現在部員は4人ですが、長い時
間の個人指導が出来ています。日野ボーイズのパイオニアとして一緒
に野球を楽しむ仲間をお待ちしています。
監督 佐藤
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