硬式野球体験会 PART.8
3月20日(土) 於:東光寺グランド
硬式野球体験会に3名参加があり、小林と4名で練習を行いました。
体験会参加は3回目の選手達ですが、いつも通り気持ち良くフリー
バッティングで硬式球をたくさん打ってもらい、遠くに飛ばしても
らいました。
東光寺Bグランドのレフト側は、60m程の所に10mの高さのネ
ットがあり、そこを超す事を目標に打たせています。
今日も一人の子は越していますが、今年体験会に参加した選手の中
で越した子は、アトムズの一人、旭ヶ丘の3人、川口の3人と7人
いましたが、みんな小学生にしては体格も良く、何よりもヘッドス
ピードが100kmを越えていて、一番速い子で109kmでした。
今日の練習では、小林が目覚ましい進歩をしていて、115kmの
ヘッドスピードを出しました。結果として左打ちで逆方向のレフト
のネットを越しました。始め115kmは間違いかと思いましたが、
数字は嘘をつきませんでした。足が速いので逆方向の打球を徹底的
に打たせてはいましたが、これ程逆方向に長打が打てたのは驚きで
す。アウトコースはポイントを遅らせて打てるので、大振りが出来
理論上長打が打てるはずです。ただその理論を実践できるのは大人
の好打者でも難しい事です。何も知らない、何もクセが付いてない
という事の、無限大の可能性を感じました。
バッティングの後は、フィールディングでの技術的な事を教えまし
た。ゴロを捕る時、グラブを前で、グラブを立て、腰を落として捕
ると教わっている子が殆どかも知れません。ゴロを捕る時はリラッ
クスして体に力が入っていない状態でゴロを待たないとイレギュラ
ーには対応出来ません。イレギュラーに対応する為に前で捕るは大
きな間違いです。それに前で捕る為に腕を前に伸ばせばグラブは上
を向いてしまいます。グラブを立てる為には手首をコックしなけれ
ばいけなく、ヒジから下の腕の筋肉が緊張してしまいます。そして
しゃがみ過ぎると大体四頭筋が緊張してしまい、体中力が入った状
態でゴロを待つ事になります。ジャンプして着地した状態くらいで
又の下に近いくらいでゴロを待つ事が理想の取り方です。
源田や井端のユーチューブを見ればそれを証明してくれています。
ゴロを捕る基本は、”正面で手の平で止める” この言葉を実践して
下さい。
監督 佐藤
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