東光寺グランドでの練習
3月6日(土) 於:東光寺グランド
東光寺グランドでの練習を行いました。
久しぶりに外で思い切りバットを振らす事が出来ました。
外で打つと、実際の飛距離や打球の軌道が分かるので、やはりバッ
ティングは外で打つに越した事はありません。
どうしてもコンパクトなスイングになってしまいます。最終的には
コンパクトなスイングは理想ですが、バッティングを覚えて行く過
程では、大きく強く振って、強い打球を遠くに飛ばす事を覚えて行
く事が大切です。
実際試合になると、速い球が来れば遅れるでしょうし、インコース
に来れば詰まってしまうはずです。その時にどう対処していくかを
考え、もっと早いスイングが出来る様にするとか、コンパクトに振
って遅れない様にするとかして行けばいいかと思います。
バッティングは、遠くに飛ばしたり、強い打球を打つ為に大きく振
るか、空振りをしないでミート力を高める為にコンパクトに振るか、
相反する事を使い分け、結果を出して行くのが目的です。
その為には、コンパクトなバッティングだけではなく、むしろ体全
体を使う事を覚える為にも、練習では全力で振るバッティングを心
がけるべきです。
まだトップの位置が浅いので、強い打球は打てません。トップの位
置をどこまで持って行けるかでバッティングは大きく変わると思い
ます。
バッティングの後はセーフティーバントの練習をしました。小林は
誰よりも足が速いのだから、セーフティーバント、内野ゴロをいか
に打つかが大切で、それさえ完璧に出来る様になれば、高校通算
50本の本塁打を打つ打者より、監督は必要とするはずです。
巨人軍の吉川・松原は作シーズン活躍しましたが、日本シリーズで
ソフトバンクに4連敗を喫し、原監督はパワーバッターを並べない
と勝てないと、チームの方向転換を図り、Denaから梶谷、ヤク
ルトから広岡をトレードで取りました。二人とも足が速く、体の割
には長打力もあります。がフライアウトが多すぎます。オープン戦
でホームランを打って浮かれていると、昨年せっかく取ったレギュ
ラーポジションですが、今後巨人軍にいる間は控えでしかなくなっ
てしまいます。
かつて長島監督が江川・中畑などを集めて行った地獄の伊東キャン
プで、一番打者に据える予定の俊足松本には、フリーバッティング
でホームベースに打球を弾ます練習だけをさせたそうです。徹底し
て内野ゴロを打たそうとしたのです。
吉川も松原もオンリーワンの選手を目指し、誰よりも優れているそ
の足を生かさなければ、今シーズンのレギュラーはないと思います。
小林には、そんなバッターに育てたいと思います。
監督 佐藤
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